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中国経済の現状 2015年7月の記事 #中国経済 [中国]

中国経済の現状と、現在2015年7月時点で推測できる投資情報について書いていきたいと思う。

中国では、
今年(15年)に入っても1~3月期の成長率が7.0%と、
四半期ベースで6年ぶりの低水準となっている。
今年3月に開催された中国の国会に相当する全国人民代表大会(全人代)では、
李克強首相が15年の経済成長率目標を3年ぶりに下げ、
14年の目標より0.5ポイント低い「7%前後」にする方針を表明。

過去30年近くにわたり、
中国は低廉かつ豊富な労働力と土地を背景に海外からの直接投資をふんだんに受け入れ、
製造業を中心とする生産・輸出主導型の高成長を実現してきた。

しかし、
08年のリーマン・ショックと金融危機をきっかけに世界経済が減速に転じると、
そうした成長モデルは行き詰まりを見せ、
人件費の上昇などによるコストアップも生産の足かせとなっていく。
中国というと、低賃金労働がウリだというイメージがあったが経済成長・インフラ整備・ネット化の中で労働に従事する人々も情報が手に入りやすくなり、
企業や政府としても人件費のアップも余儀なくされていたのだ。

リーマン・ショック後に中国政府は4兆元(約76兆円)に上る景気対策を打ち出したが、
不動産投資が過熱し、
企業が需要を上回る生産能力の増強に走るなど、
大きな反動を伴うものだった。
結果として中国では現在、
住宅在庫の積み上がりによって不動産市況が低迷し、
鉄鋼や非鉄金属など供給過剰問題を抱える製造業が生産低迷にあえいでいる。

ニューノーマルという成長鈍化は中長期的な視点で見れば、
中国が従来のような投資に依存した第2次産業中心の経済から、
サービスや消費が主役となる第3次産業中心の経済へ質的転換を図るプロセスということができる。
一方で短期的な視点で見ると、
4兆元対策の後遺症あるいは後始末という側面も否定できない。
いずれにしても中国が構造改革と安定成長の両立という非常に困難な道のりへ、
いや応なしに踏み出さざるを得なくなったことは確かだ。

中国に投資?
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中国は今伸び盛りの市場でしょ?という生半可な理解で、今投資をするとイタイ目に合うかもしれない。
中国でも衰退している事業分野と伸びていく事業分野が混在している。

それを見極めたうえで投資していく姿勢が大事だといえよう。

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